ロビン

プレシャスのロビンのレビュー・感想・評価

プレシャス(2009年製作の映画)
3.3
んー、しばらくの間主演の太った黒人女性がマテンローのアントニーに見えてしょうがなかった。。
とにかくヘヴィで難しい作品。
観終わった後に、変な疲労感が残る。

このハーレムの貧困層を画いた作品が、ちょうど日本がバブルで浮かれている時期が舞台なのも感慨深い。

実の父親にレイプされて、父親の子供二人生み、その後は母親に虐待され続け、フリースクールに通い出し頼れる先生ともめぐり逢い、やっとその最悪の底辺の状況から抜けれると思いきや、AIDSに感染してしまっていた10代の少女。
ヘヴィ過ぎるし、まず自分ならとっくに自殺しているのかな。。。
それぐらいの地獄。
神なんか存在するはずないと思う。

最後、あの虐待していためちゃめちゃ酷い母親の胸のうちを聞いたら、母親を許すことはできないが彼女も被害者のひとりなんだなと。。。
それなしても、この母親役の人の演技にはある意味圧倒された。

レイン先生役の女優、ポーラ・パットンはホント綺麗な女優さんだな。
それと、なんか見たことあるなとずーと思ってて、分からなかったのがマライア・キャリーとは。。。
ああいうマライア・キャリーなんか好きよ。
ロビン

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