Shin

ゴッドファーザーのShinのレビュー・感想・評価

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)
4.7
2020-112

ファミリーをまとめるゴッドファーザー、ヴィトー・コルレオーネ(マーロン・ブランド)に、ソロッツォから、ドラッグビジネスの協力依頼の話がある。コルレオーネは丁重に断ったが、それを理由に暗殺を謀られ、銃撃で重傷を負い、なんとか一命を取り留める。
それまで裏の世界の仕事には関わってなかった、息子のマイケル(アル・パチーノ)が、自らソロッツォを撃ち殺し、タッターリアファミリーとの大抗争に発展する。
そして、ついに息子のソニーを殺害されたコルリオーネは、ショックのため、五大ファミリーで会合を持ち、抗争の終わりを宣言した。そこで黒幕はタッターリアではなく、バルジーニだと確信する。
6年後、コルレオーネが寿命を終えたのち、マイケルはバルジーニ、タッターリア、ファミリーの裏切り者を一斉に粛清する。

渋すぎる・・。ゴッドファーザーのしゃがれた声が貫禄を出し過ぎています。
そして、マイケルがヴィトーの後を継ぐと決意を固めたシーン!身震いするようなカッコ良さがあります。
そこからゴッドファーザーと呼ばれるようになるまでの過程も見事です。いったん大人しくラスベガスに移動し、合法のビジネスにシフトすると見せかけて、膿みを出してから、一気に裏切り者を一掃します。
ドンの参謀をしていたトムを遠ざけた(ように見せかけた)のは、彼を一番信頼していたからだったんですね。知らなかったので、トムに裏切られちゃうかと心配になりました。

小学生の時に、工作でオルゴールを作る際に、曲の選択肢に「ゴッドファーザーのテーマ」がありました。どんな映画か知らず、「名作=教育的な映画」と勝手なイメージを持ってしまっていたため、初めて観たときは度肝を抜かれた記憶があります。自分が映画に興味を持ったきっかけになっているかもしれません。

They might like a story like that.
they might. They just might.
あるいはな。

Did he tell you to drop the gun right away?
Yeah, a million times.
耳にタコができた。
Shin

Shin