タタキング

ロッキーのタタキングのレビュー・感想・評価

ロッキー(1976年製作の映画)
3.8
初めて見たが、前半は恋愛要素が多く、もう少しボクシングメインでも良いと感じた。

ボクシングでチャンピオンに勝つという主題ではなく、人生から逃げていた中年が、チャンピオンと戦うことになる過程から、自分の人生を逃げずに努力する方向に舵を切るという
普遍性があるメッセージ性だけに今見ても面白い。

ラスト試合には負けたが判定にプロが決めることと一蹴し、自分の中で価値を見つける姿は素直に良いメッセージで感動する。
絶対評価でハッピーエンドにする低俗な作品をいくつか知っているが、この作品のように努力自体に価値を見出す作品の方が絶対評価という少ない勝者にしかスポットライトを当てない作品より好感が持てる。
タタキング

タタキング