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ルパン三世 カリオストロの城のtakatoのレビュー・感想・評価

4.2
宮崎監督の映画初監督作品。ここまで驚異的なデビュー作は、「十二人の怒れる男」のシドニー・ルメットくらいだろう。

 内容は、今更語るまでもあるまい。宮崎アクション、ロマンという絶妙な組合せ!。やはりカッコイイ男は、ロリを守って黙って去っていくべき。見返りを求めないところにこそ男の矜持がある。

 宮崎監督は、「未来少年コナン」に始まり、本作と「ラピュタ」を経て、「もののけ姫」という最終到達点をもってもうこういう作品は作りきってしまったのかもしれないなぁ。それにしても公開当時は、箸にも棒にもかからない状態だったというのだから恐ろしい。まぁ、大衆というのは内容で見てないという良き例証の一つだろう。
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