このレビューはネタバレを含みます
IMAX鑑賞
この名作をIMAXで観られる日が来るとは。
何回観ても面白い。
内容分かってても楽しめる。
流石に画像の粗さは隠せない。
それだけ今の技術が進歩したと言う事。
そこを悪く言うのは、ファミコンのゲームは画像が粗い、と文句を言うのと同じ。
数々の名台詞や名シーンにニヤニヤが止まらない。
ミートボールスパゲッティ、重力に逆らって泳ぐ、屋根からジャンプ、垂直に走る車。
どれもリアルな描写では無い。
あれはおかしい、と叩かれる事は無く、寧ろ語り継がれる伝説となる。
それはルパンだからか、宮崎駿だからか。
今は全員声優が変わっているらしいが、やはりこのメンツ、この声が良い。
各キャラの活躍シーンがバランス良く、死にキャラは1人もいない。
今作では、終盤に銭形が美味しい所を全部持って行ってしまう。
「ルパンを追っていたら、とんでもないものを見つけてしまった。どうしよう。」
「やつはとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です。」
全てを捧げようとするクラリス。
惹かれつつも相手の事を想い別れるルパン。
切なくも爽やかな後味。
後日譚のファミコンソフトがあるが、難易度はかなり高め。