19世紀のロンドンで暗躍した殺人鬼、切り裂きジャックの正体に迫ったジョニー・デップ主演のサスペンス・スリラー。
2020年295本目。
名探偵コナンの『ベイカー街の亡霊』で切り裂きジャックを知ってから、何冊か彼に関する書籍を読んだらしたくらいなので、モチーフは申し分なく好きでしたし、夢で事件を解くという非科学的な設定も19世紀的で逆に良かったですが、全体的に淡々としていて盛り上がりが無いのが残念でした。もう少し脚本を練れば結構な佳作になったのではないかと思います。
とは言え全盛期のジョニー・デップとヘザー・グラハムは目が喜んでいました。ハグリッドで有名なロビー・コルトレーンの出演も嬉しい。