メキシコ国境で暗躍する麻薬カルテルを撲滅するためにカルテル間の争いを引き起こす作戦を仕掛けるCIAや暗殺者の極限のミッションを描いたシリーズ2作目。
2023年79本目。
脚本のテイラー・シェリダン、主要人物のジョシュ・ブローリンとベニチオ・デル・トロは続投ですが、もう1人の主要人物エミリー・ブラントは不参加です。ボーダーラインが薄れゆく困惑は彼女の目を通して描かれたものだったのでどのような展開になるのか想像できませんでしたが、なるほど、ちゃんと想定を超えてくれるレベルで面白かったです。
前作からのテーマを引き継ぎつつも、よりフォーカスを絞った描写によって鋭さと濃密さが増した展開には唸らされました。主演2人の渋過ぎる演技も見応え充分です。
