やす

中国の鳥人のやすのレビュー・感想・評価

中国の鳥人(1998年製作の映画)
4.4
本木雅弘主演と言えば『しこふんじゃった』も『おくりびと』も好きですが、私の一番はこの映画でしたf(^_^)

お気に入りの映画スケッチブックを見直した時に、この映画のことも書いてあったので、TSUTAYAディスカスで借りて久々の鑑賞!

映画館で見たとき、中国雲南省の秘境の村に伝わる鳥人伝説と、幻想的な山の景色にひたすら心惹かれた。

私は海外旅行もそんなに行ったことないんですが、行ってみたい国として、『リバーランススルーイット』のモンタナと、この『中国の鳥人』の雲南省の秘境に行ってみたいと、映画を見たときから思い続けています。

でも!
映画ではそこにたどり着くまでの道のりは相当なものでした(笑)
個人的にそこは、飛ばしたいものですが(笑)
映画の中でそこは珍道中として描かれ、面白かった😁

前半はコミカル、中盤以降はファンタジーかと思うようなお話になっていきます。

人間が羽をつけて飛ぼうとする姿は、無謀だけどロマンもある。
それを笑ったりしないで、信じ続ける姿が美しい。
そしてある少女が口ずさむ歌が、また神秘的です。

私的には仕事に疲れたり、ストレスを感じた時にこの映画を見て癒されたいと思う映画です。

メインキャストは出張にきた商社マンが本木雅弘、訳アリのヤクザが石橋蓮司、ヘンテコな日本語を話す通訳がマコ岩松。

3人とも面白いですが、個人的にはヘンテコ通訳のマコ岩松は、映画館で見た時は一番のツボでした😆

そして原作が椎名誠なのは分かるけど、監督が三池崇史監督作品なのが、一番意外な映画です😅
でも、所々演出がシュールだったり、ヤクザの心の闇
が痛くて残酷な所が納得でした。

映画が高画質になってきている時代に、今DVDで見直すと
あんなに綺麗だった風景が荒く古びてきているのが、ちょっと残念なところですね。
やす

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