クムジャさんはチャングムなんですけど、そんなこと忘れてしまうくらい、静かに復讐心を燃やしてます。
パク・チャヌクが作品にして放ってくる復讐はとんでもなく凄惨かつ執拗で残酷の極みなんですが、表現方法がミュージカルっぽいというかMVっぽいというか、急にストーリーから一息つく瞬間が作られるので奇妙な違和感となるのが面白い。そしてキッチュなデザインやカラーリングが多様されているので独特の世界観があります。とてもすきです。
クムジャさんが親切か?と問われたら広義ではそうですね。これは作品終盤に "7人の小人" 的な方々がでてくるのですが、その際に「クムジャさん親切すぎるわ」とある意味感心します。