松岡茉優

音楽喜劇 ほろよひ人生の松岡茉優のレビュー・感想・評価

音楽喜劇 ほろよひ人生(1933年製作の映画)
4.0
東宝の前身であるPCL第1作目の和製ミュージカル映画。日本でもこの時期からミュージカル(オペレッタ)が撮られていたという事実にまず驚く。ミュージカルシーン以外の強盗の下りとかは正直かったるい気がしなくもないけれど、酒を飲まないとやっていけない辛い現実と向き合う主人公の姿が妙に感動的で、こんなハイスコアにしてしまった。酒場のシーンは『会議は踊る』を参考にしたのかな!?日本人は映画の中でももっと歌って踊るべき。それと、ヒロインの千葉早智子(成瀬の元奥さん)は歌うまい上に今でも通用するほど可愛いかった。
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