ちいさな泥棒

ウイラードのちいさな泥棒のレビュー・感想・評価

ウイラード(1971年製作の映画)
4.0
亡き父の職場ではたらくウイラードは上司にいびられる毎日。母親にネズミの駆除を頼まれるがむしろかわいがるようになり…その唯一のお友達を使って上司に復讐をするんだけど大量のネズミ達が本物。ただウイラードくんもまじで遅刻癖はひどいし仕事できないしおバカなくせに不満を持つのだけは一丁前なので同情できないし救いようがない。

とにかくネズミさん達の名演技がすごい。なかなか言うことをきいてくれないからピーナッツバターを塗りたくって演技をしたみたい。ウイラードくんとってもイケメンなのにネズミを鞄に入れて出勤したりすぐイキったり…地でいってんのかってほどリアルな残念男。歯並びがぐじゃぐじゃなのがまたよかった。

この次の『ベン』も楽しみ。

リメイク版も借りてるんだけど主役がバック・トゥ・ザ・フューチャーでパパンを演じてたクリスピン・グローヴァーだとは。オリジナルもやばいのに普段からマジでやばい人らしいこの方が演じたら絶対やばいじゃんと楽しみです(この人笑い飯の哲夫に似てるなっていつも思う)