シェパード大槻

風と共に去りぬのシェパード大槻のレビュー・感想・評価

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)
5.0
未来(現実)に生きる強いスカーレットは、シャバいアシュレーの手には負えないだろうにどうしてスカーレットはアシュレーを好きなんだろう。落ち着きがなくコケティッシュすぎる戦前時代の彼女にすでにその強さを見出していたバトラーは審美眼⭕️ね。結局バトラーとスカーレットは一緒に上手く生きていくことはできなかったけど、生活とシンパは別であって、二人は似たもの同士運命の二人だったと思う。たとえば革命という表現を使っていいならそっち側の人間、生活が下手で人間関係も下手な分エンジンとして優秀な人間それがあの二人なんだと思ったの。

黒人奴隷って主人とあんな仲良い感じだったんだと初めて知った。風と共に去りぬって題名が、壮大な土地の牧歌的要素とスカーレットの推進力と古典の美しさ感じていいね。