ヤンデル

ライトスタッフのヤンデルのレビュー・感想・評価

ライトスタッフ(1983年製作の映画)
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・アメリカ人初の友人宇宙飛行、マーキュリー計画に関する実話がベースになっている。

・「ライトスタッフ」は「正しい資質」の意味であり、本人が自覚する資質や、国が認める資質、世間が求める資質などがテーマになっている。

・音速の壁に挑戦的し続けた実在の人物、チャック・イェーガーをサム・シェパードが演じるが、本人がカメオ出演している。

・本編は193分なのだが、日本公開時は事情(映画が回転しないので入場料収入が減る)により、160分に再編集されたものが公開された。フィリップ・カウフマン監督は「黒澤明監督に編集してもらいたい」と通告したが断られたという(カットは不満だが、黒澤明なら受け入れるという思い?)。

・メキシコ人種を揶揄したコメディアンのモノマネ「ホセ・ヒメネス」や、さらにそのモノマネが登場するが、それによって当時のメキシコ人への差別意識をあまり重くならないように表現している。
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