ワン

太陽にかける橋/ペーパー・タイガーのワンのレビュー・感想・評価

3.0
東南アジアの某国。日本大使カゴヤマ(三船敏郎)の息子 弘一(安藤一人)の家庭教師として輝かしい戦歴を持つウィリアム・ブラッドベリー(デヴィッド・ニーヴン)が雇われる。ほんの小さな偶然からウィリアムに対し尊敬の念を抱いていく弘一。だが、実は戦争の経験などないウィリアムは、弘一とともに反政府組織の一味に誘拐されてしまう。


嘘に嘘を重ねるウィリアムが気の毒。弘一がウィリアムを尊敬するに至った経緯がコメディタッチだったのが気になった。カゴヤマはウィリアムを疑っているような素振りを見せたのは気のせいだったか。カゴヤマが弘一に「鏡を見て自分の心を見つめろ」と話すシーンが印象的。反政府組織の最後があっさりしていたのが残念。
ワン

ワン