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雨に唄えばのtackyのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
4.3
ハリウッド全盛期のミュージカルの名作。

次々とダンスの名シーンが連続するので、あっというまに、クライマックスまで息もつかせない素晴らしい作品である。

ミュージカル二大スターでは、私は飄々としたフレッド・アステアも好きだけど、底抜けに明るいジーン・ケリーも大好きである。
そして、ドナルド・オコーナーとデビー・レイノルズも素晴らしく、3人のダンスのシンクロ度も抜群である。
この当時のハリウッドのミュージカルのシンクロ度は半端ない。後の「スリラー」あたりと比べても遜色ない、いや、こちらの方が凄いかもしれない。

有名な「雨に唄えば」のどしゃ降りのシーン。わずか4分間だが、画面に目が釘付けになった。この撮影時、39℃の熱があったというのだから‥ジーン・ケリー恐るべし。
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