Kaito

雨に唄えばのKaitoのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
4.0
Amazon Primeにて見放題作品として配信されていたため、鑑賞。サイレント映画からトーキーに移り変わる過渡期におけるハリウッドをコメディを含ませ描いた作品。印象に残るのは何と言ってもジーンケリー演じるドンが雨の中主題歌である「Singin’in the Rain(雨に唄えば)」を歌うシーンだろう。普通は雨に濡れることは嫌なことで避けたいようなことであるにもかかわらず、かつ傘を持っているにもかかわらずささずに踊り、歌うシーンはとても印象的で見ると前向きな気持ちになれる。しかしながら劇中劇のシーンは少し長いような気がした。劇中劇の間はストーリーが進行しないので人によってはフラストレーションが溜まってしまうかも。しかしながらこの作品がミュージカル映画の歴史に燦然と輝く名作であるということは自明であり疑う余地はない。
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