Kaito

96時間のKaitoのレビュー・感想・評価

96時間(2008年製作の映画)
3.8
BSで放送されたいたものを録画し、鑑賞。元CIA工作員のブライアン(演:リーアム・ニーソン)が旅先のパリで攫われた娘を救出するため奔走する話。タイトルの『96時間』は誘拐事件の被害者が無事でいられると考えられる時間のこと。この手の話の主人公の肩書きが殆ど元CIA工作員やFBIの人物、軍人なのはたまたまなのだろうか。それは一旦置いておいて、この作品について。この作品の見どころは何と言ってもブライアンの強さと用心深さだろう。娘が友人と2人で旅行に行くのに対しても非常に警戒心が強く何度も念を押していた。正直最初はどれほどまでに彼は親バカなんだろうと思っていたのだが残念ながら彼の用心は杞憂にはならなかった。娘は旅先のパリで誘拐された。しかしさすがはブライアン。とにかく判断が早く、的確である。そして自身もパリに向かい、攫った人々を追い詰めていくのだがとにかくブライアンが強すぎる。少し負傷したくらいではびくともせず、極めつけは手を縛られた状態で且つ敵が4人が5人ほどいるのにも関わらず全員を殲滅する。こんな強いお父さんがいたらそれだけで心強い。この手のストーリーの話が沢山作られるのはそれだけ人気のあるジャンルであるということの裏返しであろう。心配しすぎるくらいがちょうどいい。常に様々な可能性を想定することも重要である。皆さんもお子さんや小さい子供を1人でどこかに行かせる場合はブライアンと同じ位警戒心を持ちましょう。
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