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雨に唄えばのnamのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
4.5
「誰もが知るミュージカルの傑作!心躍る歌とダンス」

アメリカでは"史上最高のミュージカル映画"される傑作。
東急シアターオーブでのブロードウェイキャストの来日公演の前日に復習として鑑賞。やはり何度観ても素晴らしい傑作てした。

1954年の作品ですが1920年〜1930年の無声映画からセリフのあるトーキー映画に変わる時代のハリウッドがコミカルに描かれます。

「雨に唄えば」は世界一有名なミュージカルシーンとして、雨の中でジーン・ケリーが歌い踊る姿は素晴らしく、このシーンが始まると"待ってました!"とはがりに心躍るし、何度観ても最高です!

他のシーンももちろん素晴らしく主演のジーン・ケリーが監督も兼ねていて、彼のエンターテイメントショーとして様々な歌と踊りが楽しめます。

さらに競演するドナルド・オコナーも素晴らしく、身体能力が異常です。彼ら2人の常人離れしたキレのあるダンスはいつの時代に誰が見ても凄いと思えるクオリティになってます。

とにかくどの曲もキャッチーだしダンスのクオリティは現代に観ても驚愕するレベル!

高校の時の友人はこの映画のタップダンスの凄さに魅了され、タップダンスを始めたりしてましたが、それも納得なくらい魅了されるダンスでした。

楽曲が先に作られ、それに合わせて脚本が作られたという順番らしいので、今なお色褪せないハイクオリティで心躍る歌とダンスを存分に楽しめる作品。

ミュージカルの傑作として観てない方は一度は観て欲しい名作中の名作!
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