たろさ

スーパー・マグナムのたろさのネタバレレビュー・内容・結末

スーパー・マグナム(1985年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ポール・カージー(チャールズ・ブロンソン)は友人のチャーリー(フランシス・ドレイク)を訪ねニューヨークへ戻る。ところがチャーリーはギャングに殺害されその場に居合わせたポールは逮捕されてしまう。逮捕されたポールは釈放されるがシュライカー署長(エド・ローター)はその代わりにギャングたちを掃討することを要求される。


前作が1作目のほとんどコピーだったけど今作は色々と変更。今まで一人で戦ってきたが今作では住民と一緒に戦い、さらには警察も一緒に戦う。武器もマグナム銃に機関銃、ロケットランチャーとパワーアップ。
1作目でも描かれていたが本作は自警団イズムが強い。最後はギャングに蹂躙されていた市民たちが武器を取り戦う。

恋人のキャサリン弁護士(デボラ・ラフィン)の車が接触事故を起こしただけで爆発炎上。敵の撃つ銃弾が全く当たらない。それに対してポールの撃つ銃弾はほとんど命中。車泥棒を射殺。これみよがしにカメラを持って歩き、ひったくられたところを射殺。ギャング共は機関銃で射殺。ラスボスはロケットランチャーで射殺。いくらなんでも殺しすぎ。最後の暴動もめちゃくちゃ。色々と雑なおバカアクション映画になってしまったけど、このテイストは好き。

原題は“Death Wish 3”。前作の原題は“Death Wish II”。ローマ数字からアラビア数字へと微妙な変更。
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