湯林檎

ドラキュラの湯林檎のレビュー・感想・評価

ドラキュラ(1992年製作の映画)
3.3
もうすぐハロウィン🎃👻
(音楽や美術とは直接関係ないけど湯林檎文化祭の特別枠ということでヴァンパイア物の1本を🧛🏻🧛🏻‍♀️🦇)

今作はB.ストーカーの「ドラキュラ」をフランシス・フォード・コッポラが忠実に映画化した作品とのことである程度期待していた。
また、故石岡瑛子氏が衣装を手がけているだけあってどれだけ摩訶不思議なファンタジー感があるのかも気になっていた。

実際観終えた感想だけど、世界一有名なヴァンパイアの物語の大枠はこんな話だったのかと思うと少しだけ知識を得られた気がしてちょっとだけ優越感に浸った。
故石岡瑛子氏の衣装も期待通りファンタスティックでヴァンパイアのヘアメイクとの相乗効果でよりグロテスクで奇妙な世界観を演出できていた。

あとはゲイリー・オールドマンの色気半端ない!ウィノナ・ライダーは可愛いし美しい✨
話の展開上あり得ないにせよキアヌ・リーヴスはせっかくの美貌とスタイルを生かしてヴァンパイアに生まれ変わって欲しかった!笑

と色々書いたけどそれ以外は特に印象に残るものはなく、想像通りのゴシックホラーだったかと思う。
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を始め、続編の「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア 」や「ダーク・シャドウ」と言ったヴァンパイア(吸血鬼)物は特に面白いものを期待しているわけではないし面白くないかもしれないと思いつつもつい観てしまう。(「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア 」は普通に面白くて個人的には傑作だと思っている)
今作然り、「インタビュー〜」以外の作品も結局は面白くなくてもいいやと思えるのはなんだろう。
やっぱり私含めていつの時代もヴァンパイアのような人々は永遠の命と美しさを求めているからなのかな。。
湯林檎

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