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細雪 ささめゆきのtheocatsのレビュー・感想・評価

細雪 ささめゆき(1983年製作の映画)
1.2
いやー、無駄に長かった・・というよりメインテーマが茫洋とし過ぎて、中盤以降飽き飽きしてしまった。
それに「市川崑様式」とでも言える絵の作り方、見せ方がどうにも鼻について、美人女優をあれだけ揃えたのに「美」に耽溺できず、脚や胸のチラミセサービスにも逆に腹が立ってきたり、率直に愉快ならざる作品でした。

江本孟紀なんて演技素人をメインヒロイン吉永小百合が最後に選ぶ婿役に抜擢するなんて、頭を振りましたよ・・・

それに、電子音楽のBGMが極めて軽すぎて、ミスマッチもいいところ。
当時はイケているという感覚だったのかもしれないけれど・・・

何作かのカラーの他にモノクロ映画も何本か見て、センスに疑問を感じていた市川監督だけれど、根本的に自分には合わないのだろうと深く深く認識。
と何のとりえもない映画素人は思うのでした。苦笑
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