ゆ

トムボーイのゆのネタバレレビュー・内容・結末

トムボーイ(2011年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

嗚呼うつくしきフランス映画🥲✨

引っ越してきた土地で男の子のふりをして“ミカエル“と名乗り友達をつくった本当な女の子のロール。
リザとは初々しい恋仲になり、男友達ともうまくやっていたが、その嘘は長くは続かずー。
性自認に悩む少女と家族の夏の物語。

✴︎

だーーーれも悪くない!!!
トランスジェンダーの少女ロールの苦しさも葛藤もわかるし、
母親としての導き方も間違ってない、
騙されてた!と思うリザの気持ちもわかる。
穏やかな雰囲気の中で繰り広げられるからより切ないねぇ…🥲


とにかく妹ちゃんが天使すぎました👼
妹だけはロールの意思を尊重して「わたしにはお兄ちゃんがいる」って周りに言ってるの泣ける…🥲ピュアさ故…🥲
ロールと正反対のザ・女の子!みたいな見た目と趣味嗜好も映画として対比が素晴らしくてよかった。


そしてラストの終わり方が素敵。
本当は女の子だった、ってわかって喧嘩別れ的な一幕があったものの
「本当の名前は?」「ーロール」からのにんまりとした微笑みエンド!
恋仲ではなくなったけど学校も始まり、新たな関係値がはじまっていくんだろうなという希望が見えてエンディングでほっとした〜〜😢✨
ゆ