バジリコ

ペーパー・ムーンのバジリコのネタバレレビュー・内容・結末

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

心温まる優しい喜劇映画。物語の筋がシンプルでとても観やすい。

ロードムービーのお手本みたいな脚本で、道中で色々なエピソードを織り交ぜながらも、ずっとメイン2人から目を離させないような作りになっている。これは構成というよりキャラクターの魅力に寄るところが多いと思う。メインと脇役の書き分けがハッキリされている点も良い。

あまり感傷的にさせないラストが良い味を出している。
そうそう、2人はこうだよね、と。

アディがラジオ好きという設定が何故か心に残った。初めて笑った顔を見たからかもしれない。


「ひとつ約束だ」
「どんな?」
「大きくなっても男を騙す女にはなるな」
「約束する」
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