dita

ペーパー・ムーンのditaのレビュー・感想・評価

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)
4.5
@TOHOシネマズなんば~午前十時の映画祭~
今年の映画鑑賞初め。何度観ても名作。
ボロ車のガタゴト音が最初と最後でこんなに違って聞こえるのは映画を通して感情が動かされた証拠やんね。語りすぎることなく、それでもあのラストからちゃんと未来が見えて、改めてポスターを眺めて幸せな気持ちになれる。
子役の過剰な演技は苦手やけど、このテイタム・オニールは完璧。ベッドで煙草吸うたりドタドタ階段降りたり、ちょっとのさじ加減が抜群に上手くて、本当に可愛い。彼女の演技があるからこそ、白黒のこの映画にカラフルな色が見えて物語を明るくしていると思う。
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