atsuki

めしのatsukiのレビュー・感想・評価

めし(1951年製作の映画)
4.0
「初之輔さん。口紅これでいい?濃すぎる?」「叔父さんって言いなさい。叔父さんって」→目線送り。窓枠に座る→背中のショット→起こそうとする→鼻血。反復される朝の階段が夜には原節子によって窃視される場所になる。たしかに別離するのかと思ったけど、後の『イタリア旅行』みたいに祭の群衆がやってくる。押し流されはせずにカフェでビールを飲む→「腹減ったな」。たぶん奇跡。
atsuki

atsuki