スイミング・プールのべーやんのレビュー・感想・評価

オゾン監督の官能ミステリー。

南仏の美しさと清々しさがありつつも、ジトッとしたものが漂う。
鏡や窓の反射、耳栓の使い方がとてもオシャレだった。
シャーロット•ランプリングの常に微笑んでいるような、肝が座っている瞳に怖さを感じる。この作品にぴったりの配役でした。

終盤は理解が難しく、巻き戻して観たほど。いろんな方の考察を参照してみましたが、どこまでが本当で、どこまでが空想なのか。
後味がかなり残る作品でした。