「あれ、思ってたのと違うかも」という、前半に感じた違和感が段々となくなって、最後はポロポロ泣けた。
そんなことあるかってくらい、巡る巡る縁。
オムニバスの作品はあまり好まないけれど、これは綺麗にまとまっていて良かった。
みんな一生懸命に生きてるのが伝わってくる。
どのキャラクターも主人公だった。
この作品は、アビーの修士論文でもある「信頼できない語り手」の理論が根底にある。
当人さえも想像不可能なことが人生には沢山合って、特に残酷だけど、幸せなことも楽しいことも嬉しいことも起こる。
だからこそ人生はすばらしい。というメッセージがディランの歌に包まれて届きました。
観終わった後、Make you feel my loveを聴きたくなるはず。
