永作博美さんの演じられた役の中では、この役が一番好きかもしれない。
好きというか、役者として一番演じ甲斐があったのではないかと、ど素人ながら勝手に思う。
杓子定規なことを言えば誘拐は紛れもない犯罪なんだけれども、少なくともこの作品の中においては、希和子を責める気持ちは1ミリも湧いてこない。
フェリー乗り場でのあの一言は、「最愛の子」の桃発言のシーンを彷彿する。
愛情しかない一言。強烈。
そして中島美嘉さんの「Dear」もヤバい。
「あなたにもらった全てのものが
愛だと気づいたから」
母親から子供への愛情って、本当に、これに尽きると思う。
私も母に注いでもらった(もらっている)愛情の大きさ、深さを思い、この曲を聴くといつも泣けてくる。
両親を大切にしなければ。