Emi

穴のEmiのレビュー・感想・評価

(1960年製作の映画)
4.0
サスペンス、実話
パリにあるラ・サンテ刑務所。
特に厳重な牢獄にガスパールという男が入所してくる。
そこにはリーダー格のボスランを始め個性豊かな男たちがいて、彼らは脱獄計画を立てていた。
彼らはガスパールも仲間に入れ外の世界を目指して穴を掘り進める。

ひたすら穴を掘るシーンか、何かを切るシーンばかりなのだけれど、臨場感と時間の使い方が斬新かつ贅沢。
カメラワークが秀逸で、自分も脱獄メンバーの一員かのような感覚にさえ陥る。
巡視を掻い潜る緊張感に心が震えるし、1960年の作品なのに今見ても全然面白い!
実話なので劇的な山場は無いけれど、展開は終始スリリング。
脱獄サスペンスはたくさんあるけれど手に汗握った😟
Emi

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