Emi

アバウト・ア・ボーイのEmiのレビュー・感想・評価

アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)
3.4
ヒューマン
親の遺産で暮らす38歳無職の独身男ウィルの苦手なものは「責任」。が、情緒不安定の母親と2人暮らしのイジメられっ子、12歳のマーカスと出会い、人生観が変わっていく。

他人から干渉されない孤島ライフを楽しむウィルが13歳の少年マーカスの人生に巻き込まれる様が自然で良い。
その場しのぎの嘘をついて、傷つきたくなくて、面倒なことに巻き込まれたくなくてひらひらかわしている様は、正直に思いのまま行動するマージャスと対称的でコントラストが楽しめました!
うつ症状があり自殺未遂も犯す母親を放っておけないマーカスは現代で言うヤングケアラーでした。
2002年の作品だけれど、今見ても全く違和感なく見れます!
CDとかDVDとかもはや懐かしいけど、それでも人同士が関わりながら支え合って生きて行く様子はじーんときました。
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