ダンスシーンはどれもド迫力で素晴らしかった。あとはジェニファー・ビールスの圧倒的な魅力に尽きる。
しかし、映画としては普通というか、イマイチに感じてしまった。時代のせいもあるのかなぁ。主人公アレックスと恋仲になる社長に全然好感が持てなかったのも大きいかも。アレックスのセクシーダンスに夢中になった結果彼女につきまとい、とにかく金に物を言わせる。自慢話ばかりでちっとも彼女の話の内容が入ってきていないし、碌なコメントもしない。どうしてアレックスはこんな奴のことが好きになったのか。性欲を持て余している的なアレックスの台詞もあったし、結局ただの顔なのかもしれない。主人公の性欲が強すぎるのもノイズだったなぁ。