玉生洋一

ジャイアンツの玉生洋一のレビュー・感想・評価

ジャイアンツ(1956年製作の映画)
4.3
ジェームズ・ディーンのやさぐれぶりと、家族もの大河ドラマを楽しむ映画。
長いけれど、一度その世界に入り込むと、ずっとこの中で暮らしたくなるような心地よさ(同時に居心地の悪さも)がある。
前半は権力者に反抗するジェームズ・ディーンに、後半は娘を持つ父としてのロック・ハドソンに大いに感情移入した。
前半を見た段階では古き良きアメリカン・ドリームの期待に胸を膨らませた。後半ではそれが見事に〇〇したが、違う展開も見てみたかった。

※「午後のロードショー」と「プレミアムシネマ」にて2回視聴。