バットマン リターンズの散歩のネタバレレビュー・内容・結末

「そういやマイケル・キートンのバットマンをきちんと観たことがなかったなぁ」ってことで観てみたら、2作ともやっぱ面白いですね。
今作の市長選の部分に関しては今観るとお伽話に現実が追いついちゃった感じがして、大衆がいかに表面的なものに流されやすいかっていうのが観ていて「うわぁ・・・」ってなりました。ヴィランの造形と合わせて今の現実と照らし合わせながら観ると、安易な共感の危うさをすごく感じる作品だなって思いました。ティム・バートンの世界観も当時なら普通に楽しめたんだろうけど、今見ると社会の幼稚性が強調されたようにも感じて少しツラかったですね。