ほーく

レインマンのほーくのネタバレレビュー・内容・結末

レインマン(1988年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

LAで自動車販売を生業とする自己中心的な性格のCharlie 。ある日絶縁していた父親の訃報が届き、数年ぶりに実家に帰る。そして、莫大な資産を他の誰かに相続するという父親の遺言から、サヴァン症候群の兄Raymondの存在を知ることになる…。

“He's an autistic savant. There's certain deficiencies, certain abilities that impairs him. There's certain routines, rituals that he follows.The way he eats, sleeps, walks, talks, uses the bathroom. It's all he has to protect himself. Any break from this routine leaves him terrified.”
Raymondは自閉症でありながら、知的分野や芸術分野で並外れた才能を示します。また、特定のルーティンがあり、それを外れることに極度の恐怖心を抱いてしまうようです。

“What you have to understand is, four days ago he was only my brother in name. And this morning we had pancakes.”
最初は兄を全く理解しようとせず冷たい態度をとっていたCharlieでしたが、いくつかの出来事を通じて、徐々にRaymondとの結びつきを感じるようになります。

“C-H-A-R-L-I-E, my main man.”
それは、Raymondも同じでした。
ルーティンが変わることはありませんが、新たな出会いや経験を経て、弟と心が通じ合わせる姿に思わず涙腺が緩みます…。

時と共に深まっていく兄弟の絆に心が温まるロードームービーでした☺️

1.ストーリー:4
2.構成:4
3.喜怒哀楽:4
4.映像や音楽:4
5.演出:4
※加点項目:
印象的なセリフや場面:+0.1点
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