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シンドラーのリストのワイCのネタバレレビュー・内容・結末

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

BSP ノーカット

人間性が無さそうなキャラクターが人間性得ていく話見ると泣いてしまう人なので、もちろん泣いてしまった。

大量虐殺の意味のなさを改めて感じさせられた。
オスカーが自分の工場の労働者を守るために子供の手の方が弾薬の掃除できる〜とか言ってたけど普通に感心して聞いてしまったし、それで実際ナチも納得してただろうし。
大量虐殺するなら仕事を与えた方が自分は儲かるし、労働者も(搾取はされてるけど生き延びることはできるので)助かるのに虐殺する意味がやっぱりわからないなと思った。そんなに自分と違う奴が憎いのか。この世から居なくなってほしいほど自分と違う奴が憎くてたまらないという感情、全然わからないなと思った。

最初シンドラー夫妻の会話でオスカーが「一つのトランクを持って行って、皆んなに名前が知られるほど有名になって、二つのトランクにお金をいっぱい詰めて故郷に帰る」と抱負を言ってたけど、トランクに大金詰めて故郷に帰って、そのあと財産は失ったけど生き残ったユダヤの人たちから名前覚えてもらって感謝されて、自分が亡くなった後もそれが続いてたから夢実現できたねと思って泣いた。

最後の役者と本人が出てくるところ、90年代の映画だから生存者みんなまだ元気なのか…となった。
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