まるまる

シンドラーのリストのまるまるのネタバレレビュー・内容・結末

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

映画館。
ほぼ満員の入りで
エンドロール中誰も立たなかったっていう事態を
初めての目の当たりにした映画。

最後、
実際に救われた人たちや、その子孫が
一列になって向こうから歩いてくる、
しかもカラーなシーン。
画面に目が釘付けだった。

洋画のエンドロールって長いけど
この映画ではその長さに救われた。
とりあえず、涙拭いて、落ち着けるから。

実在のシンドラーは、ただの俗物とか。
無償で労働させるためにユダヤ人を囲っただけ。
公開と前後してやってたNHK特集かなんかで、
ユダヤの人から複数の証言。
シンドラーに救われた人からもそういう証言があった。

そうだとしても、
それはそれでいいじゃん。
実際に救われた人がいて、
その子孫に繋がってるんだから。
動機はどうでも
賞賛されるべきじゃね?
と、その時は
そんな気分になった。

そうおもわせるほど、人が簡単に殺されていく。
「屠殺」って言葉使うのが
しっくりくる映画だった。

赤い服の女の子…
ちゃんとした外套。
子供が一人ということは…
どこ行くあてもなく
一人で修羅場に
隠れ場所さがしてたなぁ…

世界が平和でありますように。
いや、ホントマジで。
まるまる

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