地上派放送された際に鑑賞済み。
シリーズを通して観ようと思い、
久しぶりに再鑑賞。
派手なアクションの中で、
繊細な生き方を描いた良い映画だった。
車が生きている世界観や設定で
子ども向けと感じてしまうかも
しれないが、
子どもも大人も楽しめる秀作だと思う。
自分一台の力で勝ち上がり、
一匹狼を気取る主人公マックイーンが、
田舎町"ラジエーター・スプリングス"
に訪れ、そこでの出会いや経験から
成長していく物語だ。
自分の生き方は誰かの為になっているのか、
誰かを理由にして逃げていないかと
自分自身の生き方を見つめ直す
映画だと感じられた。
気になった点としては、
内容の割に上映時間が長いと思った。
マックイーンが町に辿り着く部分や
裁判の場面は短くしても良いと感じた。
CGのクオリティが素晴らしく、
キャラクターをしっかり描いた
良い映画だった。
エンドロールの時には、その後の
ラジエーター・スプリングスを描いた
部分に色々な意味で笑みが溢れた。