しゅう

小間使のしゅうのレビュー・感想・評価

小間使(1946年製作の映画)
3.6
「ルビッチ・タッチ! Ⅱ」にて字幕版を鑑賞。

主役2人は勿論素敵だけれども、個人的には薬剤師ウィルソンが魅力的。

彼の階級社会に染まり切った堅苦しさと、その中でクルーニーをぎこちなく愛そうとする姿勢は結構チャーミング。

この映画ではベリンスキーの引き立て役に過ぎないが、現代の監督なら彼をこそ主役にして、クルーニーとのギャップとそこからの変化を恋物語の推進力にしたと思う。
しゅう

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