しゅう

ミカエルのしゅうのレビュー・感想・評価

ミカエル(1924年製作の映画)
3.8
〈特集上映〉カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2にてサイレント字幕版を鑑賞。

老大家と彼にモデルとして寵愛された美青年を巡る愛憎劇。

画家を志す美青年ミカエルが老画家ゾレの寵愛に溺れて身を持ち崩してゆくメロドラマ。ゾレの寵愛に甘え時にはその束縛から逃れて自由を求めるも、結局独り立ち出来ないミカエルの卑近さと、何度裏切られても彼への愛を断ち切れないゾレの妄執と孤独。
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