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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチのmonoのレビュー・感想・評価

4.8
中3のとき、友達と映画合宿するときに友達が選んできた。
なんてオシャレな映画だろうと思って、友達のセンスにうっとりしてたけど寝た。
そのままずーーっと観たいのに観れぬまま20年。
15歳のときに観ていたら私はどんなことを思ったんだろう。
不思議な性の話だと思ったかも、アートな映画だったなーとか?
それでも観てみたかったな15歳の時に。
観てないくせに青春映画として私の心にずっとあった、ヘドウィグ…
本当に良かった.、良かったという感想しか今出てこない。
友達にメールしよう、ありがとう。
ちなみに夫は、あまりにも背景が分からずモヤッとしたらしい。
説明不足な映画が嫌いなわけじゃないはずだけど、ミュージカルって歌で表現してるところもあるしそういうのが苦手なのか?と本人言ってるけど
そもそも性自認も性的指向も周りが分かるはずはないのだから、分からないって感想でいいのでは?と私は思うんだけど
トミーは、ヘドウィグを本当に女性と思ったのか?とか、そういう気持ちに
今の私はならないんだなぁってなんかほっとした。だから15歳の時に観なくて良かったのかもしれないって気持ちと、観てたら違かったのかなって気持ちと両方ある。
ただただ、苦しさが流れ込んでくる、
もしユートピアが完成したら、マイノリティの苦しさがマジョリティも感じる"普通"の苦しさになるのかな、思春期。
そんな世界は来ないと思ってる、でも諦めない。
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