ガブXスカイウォーカー

奥サマは魔女のガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

奥サマは魔女(1997年製作の映画)
2.2
《あらすじ》
モーガン(ヴァネッサ・パラディ)は子持ちの魔女。息子アーサー(ファンタン・ラランヌ)を普通の人間にするためには1歳の誕生日に彼と同じ誕生日の人間を名付け親に仕立て、魔力を取り除く儀式をしなければならない。そこで発明家のマイケル(ギル・ベロウズ)を惚れ薬で名付け親にしようと虜にする。
一方、モーガンのいとこであり、悪の魔法使いモロク(ジャン・レノ)は、自分が名付け親になって、アーサーを自分の後継者にしようと名付け親候補である人間の男たちを次々に抹殺して行く。
モーガンはマイケルとともに過ごすうちに本気で好きになってしまう。名付け親になった人間は気がふれてしまうことから、モーガンはマイケルを救うために名付け親を使わずに自分の命と引き換えにアーサーを人間にする儀式を執り行う。しかし、そこにモロクが現れ、アーサーをさらっていくが・・・・・


つまらんファンタジーコメディ映画。モーガンとマイケルが本気で愛し合うようになる過程は大雑把だし、ギャグもちっとも笑えない。どーもフランス映画のゆるいノリはついていけない(リュック・ベッソン系ならけっこう楽しめるんだけど)。
出演陣はヴァネッサ・パラディ、ジャン・レノ、ジャンヌ・モローと有名俳優を起用。
ジャン・レノは『レオン』は本当に素晴らしかったのに、他の役はどれもパッとしない。今作の悪の魔法使いもバカみたいでまるで良くない(悪ノリしているようにも見えるが)。
ヴァネッサ・パラディが可愛く撮れているのが今作の唯一の救いであろう。


邦題は『奥サマは魔女』(原題:Un amour de sorcière)だけど、テレビシリーズ『奥さまは魔女』とはまったく関係はない。