じょうパン

羊たちの沈黙のじょうパンのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
3.9
正直期待しすぎた感じはあったので個人的にはそんなにハマりませんでした。

◻️脚本
レスターのキャラクターがとても魅力的で良いなと思いましたが、どうもオチの部分が弱いかなと思いました。レスターの逃亡劇の部分が良すぎたために、ラストの犯人があっさり死んでしまうのがあまり面白くありませんでした。全てを理解することは出来ませんでしたが、レスターとクラリスの会話は引き込まるくらい面白かったです。
ホラーというジャンルだとは思いますが、他に怖いホラー映画を観てきたのでどうしても劣ってしまうため、あまりドキドキはしなかったです。

◻️演出
内容というより演出が面白い映画だなと思いました。独房に暴れている人がいる中で、レスターはスッと姿勢良く立っている演出や、犯人の家に侵入した際に壁に蝶の絵が飾ってあった演出など他にも探したらいっぱいあると思いますが、すこしゾッとする演出が多くて面白かったです。

◻️まとめ
やはり色んなホラー映画を観てきた人にとってはハマらない映画なのかなと思いますが、演出の部分では面白かったです。あまりホラー映画を観たことがない人やホラー映画が苦手な人にオススメできる作品だなと感じました。

2024 26本目
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