KSat

夜と霧のKSatのレビュー・感想・評価

夜と霧(1955年製作の映画)
3.7
再見。

3歳の頃、親に連れられてアウシュヴィッツに行ったことがあるのだが、今思えば幼児虐待以外の何ものでもない。

ギスラン・クロケとサッシャ・ヴィエルニのキャメラは、歴史的な悲劇の場をまるで華麗な歌劇場のように捉えていて、それはそれは美しいのだが、同時に複雑な気持ちにさせられる。

映画というものがいかに不道徳的なものか、という良い例。
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