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おとなのけんかのkouseiのレビュー・感想・評価

おとなのけんか(2011年製作の映画)
3.7
子供の方がよっぽど"おとな"だ
超豪華俳優が口喧嘩するだけの作品。

この世には聞いてて面白い口喧嘩と、面白くない口喧嘩がある。
本作は完全に前者。めちゃくちゃ面白かった!
"大人"ではなく"おとな"とひらがな表記した邦題もポイント高い。

質の高いディベートではなく、しょうもない子供の様な口喧嘩を繰り広げる。
笑顔で会話する4人の脳内では、血みどろのバトルロワイヤルが繰り広げられているでしょう。

脱線する会話に終着点なし。
行ったり来たりで「あれ?本題は何だっけ?」と途中で行方不明になりましたね!
クリストフ・ヴァルツが放つ途中のセリフで、徐々に4人が幼児化している事に気づく面白さと、皮肉を込めたラストも最高でした!

まだ観てない方はぜひ!
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