kousei

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコルのkouseiのレビュー・感想・評価

4.2
MIシリーズ第4作目

作を重ねるにつれて進化し続けるスパイ道具から目が離せません。
クレムリンでのプロジェクターで奥の風景を映し出し、ジリジリと進んでいく場面は特に好き。その時のサイモン・ペッグが印象に残る面白さを演じきっています。
緊張する場面でもサイモン・ペッグが居れば場が和らぐ。こういったキャラは絶対必要で、今作でも良く作用をしています。

出演シーンが長いとはいえないものの、見事な存在感を発したレア・セドゥも欠かせない。独特の冷たい雰囲気と暗殺者モローの役柄が凄く合っていて良かった。

敵とだけでなく不良品とも戦うことになったハント。ブルジュ・ハリファのシーンは画面前の自分でも手に汗握るし、高所恐怖症は目をつぶってしまう程のクオリティーでした。

今作の目的は核ミサイル発射コードを盗み出す。悪役が演説で広島、長崎を引き合いに出して、核戦争を正当化させていたのが何とも言えない気持ちになりました。

チームとしての結束がより強固となった今作。
次回作ではルーサーの活躍にも期待したい!
kousei

kousei