べーやん

アンタッチャブルのべーやんのレビュー・感想・評価

アンタッチャブル(1987年製作の映画)
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「授業は終わりだ。」

こんなにも素晴らしい作品だったとは。

名優だらけなのもありますが、物語全体が逞しくて強くてかっこいい。
手に汗握るシーンも、テンポの良い展開も圧巻。
正義とは。正しさとは。
強く強く伝わってきました。
命をかけて戦う男たち4人。
ケビン•コスナーとショーン•コネリーの真っ直ぐな瞳に痺れた。
新米刑事を演じていた若きアンディ•ガルシアとの、最後のシーンはボロボロ泣いた。
そして作品を彩るモリコーネの音楽。
とてもよかった。

観終わってから、捜査チームの主任捜査官だったエリオット・ネスの自伝であることを知りました。
ここまで政府とギャングが癒着している中、戦うことができた人たち。本当にすごいなと、心から尊敬します。

自分を鼓舞してくれるような、骨太な物語でした。また観たいし、誰かにおすすめしたい。