マッサージ屋2号店

キリング・フィールドのマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

キリング・フィールド(1984年製作の映画)
4.0
1973年。
カンボジア内戦を取材する為にニューヨークタイムズ記者シドニー(サム・ウォーターストン)はプノンペンに派遣される。
地元新聞記者プラン(ハイン・S・ニョール)を通訳兼助手としてシドニーは雇う事に。
次第に激化する内戦にプランは家族をアメリカに逃し、自身はシドニーとともに危険な取材を決行するが・・・。

第57回アカデミー賞助演男優賞ほか3部門授賞作品。
今でこそ平和になったカンボジアですが、私ら世代の人間ってこの映画の時代の危険なカンボジアのイメージが根強いと思うんですよねぇ。
でも遠い国の出来事なのでそんなに詳しく知りませんでしたが、今作を見る事で非常に勉強になりました。

途中の人間の死骸のとてつもない数に寒気がしました。
こんな簡単に虐殺していた現実に震えます。

ギリギリの状況下の現地人プランの行く末は本当にハラハラします。

人間の冷酷さ、愚かさを知るべき作品ですね。