電気羊

ハモンハモンの電気羊のレビュー・感想・評価

ハモンハモン(1992年製作の映画)
3.7
ペネロペ・クルスのセックスシーン満載のデビュー作。ハビエル・バルデムの立位で激しく喘ぐ様はなかなか良い。

というかスペイン映画らしく、いろいろと日本人のメンタリティーと合わないところも多かったが。
ペットの子豚が交通事故で死んだらそれを拾ってきて自宅で丸焼きとか、ペネロペが元彼の父親に元彼と今彼との決闘を止めるべく頼みに行って、なぜか父親とディープキスする展開を受け入れるとか、そんなことないやろ~と突っ込まずを得ない。

ペネロペは下着メーカーの社長のボンボンと付き合っていて妊娠する。ボンボンの父親である社長は若い頃に、家族を養うために風俗店で働いていたペネロペの母親と付き合っていた過去があった。

社長夫人はそれを知っており、ボンボンとペネロペの結婚を引き裂こうと、ハム工場勤務のマッチョな肉体労働者であるハビエルにペネロペを誘惑するよう仕向ける。

ペネロペは母親の言いなりのボンボンに愛想を尽かし、ハビエルと激しくセックスをする。
その姿を目撃したボンボンは、ハム工場でハムの原木を武器にハビエルと決闘した結果。

ボンボンはハビエルの一撃で絶命する。そこにハビエルとセックスしていて隠れていた社長夫人が登場し、息子の死に号泣。誤って人を殺してしまったハビエルも号泣。
決闘を止めに来た社長とペネロペも号泣。
そしてなぜかペネロペの母親もベスパで駆け付け、因縁の6人が全員嗚咽に浸るのであった。

うーん。やっぱ理解できんわ。
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