ユン・ピョウとサモ・ハン・キンポーという名前を初めて知ったのは漫画「ピューと吹くジャガー」だった。あれから15年、お初にお目にかかります。
可愛らしくも渋いイケメン、ユン・ピョウ！「デブ」「デブ」言われてプンプン怒る、キュートで笑えるサモ・ハン・キンポー！そして待ってましたのオーラ満点ジャッキー・チェン！
三人のやりとりが最高に楽しいし、それだけでなく他のキャラクターたちも一度見たら忘れられないほどのインパクトで楽しませてくれる。
ジャッキーは吹替え！の流れにもれなく乗り込み、絶対字幕派ながらも吹替えで楽しんだ。
ジャッキー映画素人の私でも見たことがあるほど有名な自転車での逃亡劇はお見事！
時計台落下はコメディなのを忘れ呆然とするほどの驚愕！本物だからこそ引きのカメラやワンカットで見せられる、ジャッキーの真骨頂である圧巻のアクション！
全編を覆うコミカルな空気感と、飽きる隙を与えない怒涛の小ネタにクスクス笑いっぱなし！
アクションで爽快に楽しませ、コミカルな演出で笑わせる、娯楽として愉快痛快に楽しめる、さすがジャッキー印の面白さだった。
今作はエンタテインメント要素の強いアクション映画という印象で、「酔拳2」はカンフーアクションに重点が置かれた印象。
個人的には「酔拳2」の方が好き。
