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名探偵コナン 紺青の拳のpikaのレビュー・感想・評価

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)
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85巻まで読んで京極真推しだったので見てみたら推しではなくなった笑。
原作では最後にチョロっと出てくることが多く、寡黙であまり出しゃばらない魅力があり、強くていいなぁと思っていたけど、こんな風に嫉妬し、ハチャメチャなアクションをするとは、常人離れも度が過ぎてて人間味がない。

中盤が一番面白かった。謎が深まる展開と京極真が自身の強さとはと悩み葛藤するところは期待感あった。それがあんな動物的な方向で切り替わるとは幻滅を通り越して苦笑した。後半はこんなんでいいの?と見てるこっちが焦るようなノリで進むので驚いた。最後のアクションで全部飲まれた感はあるけど。せっかくのバトルはタメと余韻のリズムが合わないのか物足りなさが残る。要素はいいのに詰め込み過ぎなのか作風なのかライトな感じ。子供向けならこれくらいがちょうどいいのかな。わかんない。初期より近年の作画は安定していて、安心して見れるのはいい。綺麗だった。
蘭ねーちゃんとキッドのくだりは良かった。プール笑ったし、オチも面白い。

一緒に住んでいるにも関わらず、何をもって江戸川コナンと認識しているのか。スパイもビックリのトランク以上に驚いた。
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